6mm方眼ノート

方眼紙に書くと、なんとなく、普通の紙に書くよりも整理できるような気がするよね。

「頭痛」との長い長い戦いについて

わたしはもう、10年来の「頭痛持ち」なんですね。
変な言い方ですけれども、この「頭痛」との戦いに、わたしの人生はそうとうの時間を奪われてしまっているんです。

頭痛さえなければ、もっと時間を避けることが沢山ある。
もっと進んでいること、取り組めていることがほんとうに沢山ある。
はずだ、と思うのです。

痛みがひどいときは、本当に起き上がることができない。痛みで声を上げることもあるくらい、とにかく、痛い。
今朝もそうだった。
ロキソニン(強力な痛み止めのやつ)を飲もうと、引き出しに手を伸ばしたいのだが、苦痛で体を起こすことができない。何分も力を溜めて、根性一発、全力で起き上がって薬を手に取り、卓上のブリタの浄水器から水を組み、飲む。

そのまま力尽きて倒れる。

次の瞬間、気づくと1時間くらい経っている。
あぁ、11時からの約束にいけない。お詫びのメッセしなきゃ。となる。

気づくと2時間経っている。
あぁ、13時からのイベント遅刻だわ、連絡しなきゃ、となる。

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吐き気をともなう頭痛がはじまったのは、たぶん20歳くらいの時だと思う。

アルバイト中に妙に頭痛と吐き気がする、という経験が何度もあった。若くて体力もあったからだろうか、我慢?で無難にこなせていたのだが。
サラリーマン時代にいろいろと身体を悪くしてからは、とにかく痛みがひどくなった。
光のまぶしさ(というより、強いコントラスト)に耐えられず、夜道で目を開けていられない、という状況が何度もあった。(少し目を開けて、目を閉じて1〜2秒歩く、を繰り返して凌いだ)
小さな音にも敏感になり、時計の秒針はおろか、HDDの振動音で吐き気をもよおすことも多い。

いまでもひどい頭痛のときは、テレビも部屋の照明も完全NGだ。何もできない。
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ぴりぴりした「軽い頭痛」とは、けっこう頻繁に付き合っている感覚もある。
問題は「ひどい頭痛」のほう。リマインダが設定されているかのように、忘れた頃にやってくる。

あまりにひどいので、28くらいの時にct検査をした。
去年もあたらしい医者にかかって、再度レントゲンとCT検査をした。
大きな異常はなし。偏頭痛と緊張性頭痛の併発であることは間違いない、という事だった。

「はっきりとした理由が分からない」っていうのは、逆に強いストレスだ。
脳にコブでもあって、それを取り除けば終わりです、のほうが何倍も安心できる。
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かばんの中には常に痛み止め。
そしてこの秋からは毎晩の予防薬。
ずいぶん頭痛との付き合い方はうまくなったとは思うが、どうにも納得いかないことがある。
それは、決まって、ひどい頭痛が
「休日にやってくる」
こと
だ。

もちろん、仕事をするうえで、平日を外してくれるのは大変ありがたい。

しかし、かんべんしてくれと。俺にも予定があんねんと。これは次の休日にやろう、休みの日に済ませておこう、と思っていたことが全部ふっとぶわけですよ。
なにせ音も光もすべてが刺激として脳に突き刺さってくるため、何もできない。

まあ、ごくごく稀に、動けない頭痛が平日にやってきたときも「仕事あるのになんで平日にくんねん」と思ってしまうので、結局いつ来ても迷惑なだけなんですけれども。
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つまり、頭痛さえなければ
「頭痛にうばわれる時間」

「普通に過ごせる時間」「何かに充てられる時間」
にそのまま置換できるわけだ。

絶対に直したほうがいい。
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「寝かた が悪い」のではないか、という指摘がある。
確かにわたしは、寝るのがすごく苦手だ。
明日のために早く寝る、ということを感覚的にほとんどした事が無いし、ベットの上にいろんなものが溜まりがち(服とか‥)だからだ。

寝方を変えれば治るのか‥もしれない。
そうすることでわたしの人生に何十時間も有意義な時間が増えるのか‥

こりゃ真剣に部屋の中のもの半分くらい捨ててみるかな