6mm方眼ノート

方眼紙に書くと、なんとなく、普通の紙に書くよりも整理できるような気がするよね。

皆さんへのごあいさつとお願い

 私ことヤマモトノブヒロは、この8月で勤めていた会社を退職しました。
 今、山口県萩市の実家におります。
 人に紹介してもらった簡単な作業手伝いのアルバイトをさせていただきながら、少しの間、とりあえずこの田舎で過ごそうと考えています。

 とはいえ、私という人間が今まで考え、行い、発信してきたことが何か変わるわけではありません。
 強いて言えば「会社員ではなくなった」ということだけです。
 もちろん、@daigaku_antennaの中の人は続けてゆくつもりですし、前職には客員研究員として関わりを保ってゆくこととなります。KKJと共同だからできること、共同でしかできないこともあるでしょうし、できる範囲で積極的にかかわってゆきたいと思います。
 そう、私は今後も「社会人」であることをやめません。
「会社員でなくなった私」は「社会人としての全うな毎日」を送ってゆきたいと考えています。

 私は今も昔もただの大学アンテナの中の人、です。
 たまたまご縁あって、KKJという組織の職員だったものが、職員を辞めてたまたま 客員研究員 という立場になった、だけの事です。

 ここ数日を振り返り、今の私は、私自身も驚くほど、数ヶ月前の自分と、考え方も行動も日々の営みも何も変わっていません。むしろこの1週間は前より忙しいくらいです。


「収入がないのに忙しいってのは遊んでるんじゃないの?」
と問われたときは、遊びじゃない、必要な人に会いに行ったり、ニュースまとめて整理したりしてんの、と答えた。
「えっそれ仕事やん。なんで仕事やめてまで仕事してんの?」
さすがに面倒くさくなってきた。仕事をしてますよ確かに。でも職場の社員はやめたの。でも俺という一人の人間が社会と少しでも良くかかわって行きたいから、って、それを理由にいろいろやってんだよ。と答えた。

最後に、私は言葉をひとつ添えた
「会社員じゃなくても、俺は社会人なんだよ。今までもだけど」


  [仕事かどうか][収入のためかどうか][会社に対する責任か]
ということだけが
  「忙しい」「はたらいている」「大変だ」「がんばっている」
事ではないでしょう。 
  [興味のあることをに足を運ぶ][自由に発信する][社会に関わる]
ということで
  「忙しい」「はたらいている」「大変だ」「がんばっている」
でもいいじゃないか、と、今私は身をもって実感しています。


 なんだかんだ言っても、この社会で暮らすためにはお金を稼がなきゃいけない。もちろん僕だって業務請負で日銭を稼ぐ段取りがもうついている。
 でも、とりあえず今は、それは必要最低限でいい

 明日の身銭もわからない無頼者だけど、しっかり世の中を見て、自分にできそうなことがあったら飛び込んでみたい。
 立場は確かに不安かもしれんけど、今までどおり、かかわれる範囲で市民活動やNPOにかかわって、世の中のためになる事が少しでもできればいいと思う。
 そのために、この田舎に滞在する間に、地元の問題に対して地元でがんばる人達と一人でも多く会いたい。そんな人達こそまさに政府が「新しい公共」の対象として着眼し、光らせてあげねばならない人々だかと思うからです。…この話、詳しくは別の日にやります。
 自分にできる範囲のことがあればしてあげたい。PURCの精神とでもいうべきか、そういうこともやってみたくなりました。

…といった感じで。
 胸を張ってわくわくしながら、ひとりの社会人として、わたしのフリータ−生活はスタートしました。

 皆様へ、敢えてこのようなご挨拶をしているのは、2つの理由があります。
 ひとつは、少なくとも皆様が私の発言をすべてでなくともご覧になっていること、何かを感じていただけていることに対する、改めましての感謝の気持ちです。こんな人間のつぶやきを目に留めてくれてありがとう。
 もうひとつは、これからもよろしくお願いします、というお願いの心です。こんな社会的立場の低い私になってしまいましたが、この「無職で田舎」という視点からも得られるものが多くあると考えております。皆様のお役に立つつぶやき、大学アンテナ、そして複線ではございますがこのブログ。

 いろいろあってこんな私ですが、こんな私だからこそ発信できるものがあるかもしれない。…こんな私、とか言ってちゃあ駄目かもですね。わたしはひとりの社会人なんだから。胸を張って、皆さんのお役に立ちたい、それだけで十分ですね。

 改めまして、少しでも皆さんのお役に立てるなら。

 こんな気持ちで、「社会人」ヤマモトは、山口県萩市近辺でしばらく生きてます。
 近隣の方いらっしゃいましたら是非に声をかけてください。なにか新しいことを考えたり、いまを正直に語り合ったり、しましょう。
 今後とも、皆様、なにとぞよろしくお願いいたします。