6mm方眼ノート

方眼紙に書くと、なんとなく、普通の紙に書くよりも整理できるような気がするよね。

「お湯入れて すぐ混ぜて」の理由を実感した日

 

甘かった。

オフィスでカップスープ(ク◯ールのスー◯デリ、マカロニみたいのが入ってるやつ)作ったんですけど、面倒だったので、混ぜずに4~5分放置したんですよ。

後から混ぜればいいじゃないか、と思って。

まあ結果から言えば

「甘かった」

としか言いようが無いですわ。
美味しくなかったから。
べつに食べられない程じゃないですけど、美味しくなかったから。

肝心の、何がどうしてまずかったのか、という話なわけですが

スープはいいんですよ。あとから混ぜたって混ざるんだから。

問題は小さなパスタだかマカロニだかのほう。これがぜんぜん違う。
第一に「味がうすい」、第二に「スープ粉末に守られてお湯を吸ってないやつがガリってなる」

第二は奇跡的に、物理的にありうるよね、って思った。

以外だったのは、パスタの味の薄さ。ふにゅふにゅでスカスカで水っぽい。
本来は「味のついたスープを吸って柔らかくなる」ことを想定して作られている、という事なのだろうか。
だとしたら、最初によく混ぜてすべてのスープを溶かすことは、溶け残りを防ぐだけでなく、「パスタに味を染み込ませる」為もあるんやな、と。

本来の味は、本来のレシピどおりにつくらないと再現できない

 ↑ っていうことなんですよね、結局。

冷凍食品とかもそう。10年前、20年前と比べると、最近のものはすごく美味しいんですけど、レシピ通りに作れたら、の話なんすよね。

600Wで4分20秒、という商品なら、ちゃんと中央に設置して、ちゃんと600Wでちゃんと4分20秒あたためた時に、理想的な味・食感になっているはず。
おおむね溶ければいいや、という考え方なら、4~5分という表記でもいいわけだし。

カップスープもそうなんすよね。ちゃんと線までお湯を注ぎ、指示どおりに15秒すぐ混ぜて、三分後に食べた時に、製作者が作った本来の味が楽しめるわけで。

 

…まあ、そこまで気合入れてカップスープや冷凍食品を食おうとも思わんし、
冷食を解凍したり、カップに湯を入れて混ぜることを「レシピ」と呼んでいいかどうか、ってのもあるんやけどさ。