若者だけじゃない、おっさん・オバサンだって社会を変えられる
若者の力が、とか、社会とワカモノが、とか、何かとエンパワメントは「若者」を軸に語られがち。
まあ、話は分かります。若者のほうが未来に「幅」がありますものね。
でもなんか違和感がある。
おっさんはピーク過ぎとるから得意な事で経済活動しとけ、みたいな空気が、どうしても、ある。
若い連中からエネルギーが放出されるのって、当たり前というか、ありきたりというか、わざわざ大人たちがお膳立てしてフォーカスする程のもんなのか?と感じてしまいます。
煽りすぎてねーか、ちょっと。
現状では足りない!若者はもっともっと、すべからく、社会に価値を創出せねばならない!ということなんかなぁ。
ほっときゃ いいのに ね。若いんだし。
そもそも元気なやつは元気だし、おとなしいもんはおとなしい。その点において、若者だろうがオトナだろうがジジババだろうが、関係ないんだけどねぇ。
持論ですが、ほんとうに社会にインパクトを与えるエンパワメントは、大人層、労働者層から創出されなあかん、って思っています。
俺自信が、もう いい歳 やから、そう思うだけかもしれませんけど。
いい歳したオトナが、日々の暮らしの中で、なにかしら価値のあることを周りに少しずつ染み込ませていく、みたいなね…そんな世の中、おもしろいやん。そんな社会、素敵やん。
俺はそうありたい。
「まだまだ若いから、いろんなものを創出、放出できる」のではない。
真逆で、「俺がきちんとオトナになったから」だ。
いい大人になった俺が、大人の感性で、大人の立場を守りながら、ちゃんとエンパワメントする、そうでなくちゃ面白くない。