6mm方眼ノート

方眼紙に書くと、なんとなく、普通の紙に書くよりも整理できるような気がするよね。

のぶさんの2012ふりかえり

いつの頃からでしょう、律儀に「一年の振り返り」をするようになったのは。
誰に言われるでもなく、学生時代から始めたことでなのですが。

時系列を追ってひとつひとつの事柄を振り返るような事はしません、
【いまの自分はどんなかな】という「魂の棚卸し」みたいなことをするんです。
・去年の今頃と比べて今のわたしの魂はどうか、を考える
・去年のわたしと何が違うのか、を考える
・つまり今年は何があったのか、を考える
という三段論法みたいなことをしています。

さて、振り返ってみると
「こんなはずじゃなかった一年」
でした。

計画通りに進んだ事はほとんどないです。良い事も悪い事もコミコミで。
その場のカン(感・勘)を信じてやってきただけなんですが、
それにしても「もやもや」の多い一年でした。

体調と体重を戻すために、私は私の健康を第一にした生活をせねばならないはずでした。
しっかりじっくり、自分の健康のための一年になるはずでしたが、
「人と関わりすぎている」。
FBの「友達」は2倍に増えました。良い事といえば良い事ですが。

前半と後半でちょっと毛色の違った一年だったように感じます。
前半は「未来の自分の為に、より良い自分を目指す」ことを実践できてて、
気分が良くなり、たくさんの事柄を素直に楽しめるようになりました。
「釣り」がそのひとつですね。

たくさんの人といろんな事柄に関わるようになりました。
そのうち、人の為に、という瞬間もどんどん増えて行ったような気がして
いつしか、「自分の為にならない事柄」もたくさん出てきていました。

得たものも多くたいへん新鮮だったのです。
偶然にも職場になった某会社、出会えたたくさんの方々から学ぶこと多し。
アフター5や休日の対話、交流の場で得たものも多し。
自分で飛び込んだり、人に勧められたりして、たくさんの場に顔を出しました。
カフェとか。大学とか。寺とか。

しかし失うものや苦しみも多くありました。特に後半。
人に、また事柄に関わりすぎたことで、ストレスや時間的束縛が多くなりすぎ、
じぶんの為の時間、じぶんの為の思考はほぼゼロ、という週などもありました。
自分らしさが失われても、目の前にあるこれをしなきゃいけない、という場面は
生きていればよくある事だし、なんだって心持ち一つで糧にする事は出来る。
でもそれは「コストと得るものとの釣り合い」が取れている場合の話であって。


健康や自分らしさを損ねてまでもやりたい事、というのが人生にはあるのだろうが
それは生涯の伴侶を得るのと同じくらい、人生において究極の行為ですわ。

そんな、もやもやした心情のなかで Bon-s/ボンズ をはじめる事に。
なぜ今年だったのだろうね。
たくさんの出会いからもらった、たくさんの刺激がそうさせたのか。
そんな諸々のなかで感じた疑念やアンチテーゼからそうなったのか。
まあ兎に角、わたしの魂が「今だな」と感じたからそうしたのですが。


たくさんの出会いには、ありがとうの気持ちを。

7キロ痩せた肉体には、「お疲れ様、でもまだまだ途中だよ」の労いを。

さて、もうすぐ新年です。どんな日々が待っていますかねぇ。