日曜の朝に 哲学カフェ 的なものに顔を出しています
西国分寺にある「クルミドコーヒー」というお店では、
日曜日の朝9時から【クルミドの朝モヤ】と称した
哲学カフェ的なものをやっている。
※ちなみに「哲学カフェ」とはフランス発祥の文化です
参考: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%B2%E5%AD%A6%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7
クルミドコーヒーというお店、居心地も良いですし
コーヒーも食べ物も美味しい、とても良いお店ですが
さすがに西国分寺は 遠 い 。
豊島区の自宅からわざわざ一杯を楽しみに行くほど
私はコーヒーに凝っている訳じゃないし、
日曜の9時までにお店に入る為には
朝の8時には家を出なければならないし、
そもそもニチアサ9時は、
良い子はまだ寝ているか『トリコ』を観る時間だ。と思う
それでもわざわざ朝起きて
西国分寺まで足が向いちゃうんだから、
もう
【好きだから】
としか言いようがない。
仕事関係もない、地縁関係もないオトナが
「こういうの好きだから」という理由で集まり
コーヒー片手に、答えのない事柄に対峙し、頭をひねる。
よく喋る人もいれば、うなずくだけの人もいる。
ここには皆が喋らなければならない義務があるわけでもない。
ルール、というよりマナー?といえば、
各々がオープンマインドであるよう勤めることと、
ひとの非難・否定をしないこと、くらいだ。
その日のトークテーマはその場で決まる。
参加者が話したい事柄があれば挙げてもらい、
何かひとつの問いを掲げたら残りの時間はただ話す。
で、答えが出るわけでもなく、結局モヤモヤして帰る。
…
先々週のこと。
「信頼って何ですか」
と提案した参加者の方がいた。
2時間話した。
信頼とはどのような状態か。
人に信頼される条件はなんなのか。
人を信頼するとき、どのように心が動いてるのか。
信頼されているのかどうかを確かめる術はあるのか。
そもそも信頼される必要はあるのか。
いつまでも話せそうだが、時間がきてしまった。
いつもそんな感じだ。もやもやしたまま帰り路につく。
しかし、不満や不安はなく、なぜかすがすがしい気持ちになる。
何を話すにしても、考えを馳せること、
自分と違うなにものかの考えに耳を傾けることは
【楽しい】。
わたしはこの時間が【好きだから】、
わざわざ日曜に早く起きて西国分寺くんだりまで
電車orバイクで欠伸しながらも出掛けているのだろう。
オトナが集い、隔たりなく交流している
コミュニティへの憧れもあるのかもしれない。
そんな場所があるって素晴らしいし、もっともっと増えて欲しい、
だってそのほうが「いい世の中」になるように思える。
その為にも、わたし自身も 仕掛ける側 に立ちたいとも思うが
今は他のことに時間を割かねばならない時期だ。
だから今はありものでいい。
楽しむ。広める。時には支える。それでいいはず。
こんどの日曜日も開催するらしいので、たぶん私、行ってます。
興味がある方、ご一緒しましょう。
参考:「クルミドの朝モヤ、これからの予定」クルミドコーヒーのブログ
http://ameblo.jp/kurumed/entry-11259701639.html