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6mm方眼ノート

方眼紙に書くと、なんとなく、普通の紙に書くよりも整理できるような気がするよね。

だらしない芸人さんが教えてくれたこと

 
※このタイトル、多少失礼な表現ですが、あえて書かせていただきました
 
今日は「昼」「夜」ふたつのお笑いイベントに演者として参加したのですが、この「昼」のイベントで、たいへん考えさせられる事があったんです。備忘のためにきちんとBlogに記しておきます。
 
「昼」のイベントは芸人さんが主催するもので、芸人さんたちが大喜利でセンスを競うというものでした。(私も出演者として参加している訳ですw もう何年もこの活動はやってます)
 
…しかし、この会の主催者、開場時間ギリギリまで現れず。
…それだけに留まらず、釣り銭の用意ができてない(私が自販機で札を崩して提供)。ルール説明もばたばたで言い漏らし多数。プリントアウトした用紙を突風で飛ばされ紛失。
さんざんである。
 
しかし、彼の主催によるイベント開催数は既に二桁を数えているし、毎度のように出演してくれるメンバーが10人はいる。出演者達もある程度「彼はこういうクオリティだよね」と認知し、毎回のように迷惑そうにしているが、そのうえで、毎度のようにエントリーフィーを支払い、参加している。
 
「場の仕切り、ちゃんとしたほうがいいんじゃないか」
「俺だったらもっとこういうふうに運営できるのに」
と考えてしまう瞬間は多々訪れる。
 
 
でも、はたして、“ちゃんとできる”というだけで
「このイベントが私に造れるのだろうか」。
彼が芸人さんとして活動をしてきた地盤、そこに基づく人脈があり、そして何より自分でイベントを企画運営するのだという気概があってはじめて、このイベントが成り立っているとしたら。
私がいかに「ちゃんとしている」風に立ち回れるとしても、彼ほどのものは造れない。
細かいところがグダグダであっても、この会にこれだけの演者さんが集まり、このムードでイベントが行われている、今まさにこの空間は彼が造ったものであった。
この会を成功たらしめているのは、これまでに彼が積み上げてきた【ストック】と、それをカタチにするのだという【覚悟、気概】なんだな、と強く感じ、リスペクトを覚えた。
 
 
ルールとかマナーとかエチケットとか大事だと思うんですよ。
テクニックとかセンシティブな事も大事だと思うんですよ。
でも、なにかを造ったり、始めたり、続けたりしていくときには、
 ストック と 覚悟、気概
これが最も必要なのではないかと感じさせられる。
 
 
では、私には、
どんなストックがどのくらいあるのでしょう。
何に対してなら覚悟と気概が持てるのでしょう。
そう考えると、自分の胸の中にはあまり大したものが入っていない気がしてきて、少し恐くなる。
 
私はもっと、自分のストックと、精神性・嗜好性に自覚的でなければならない。
 
それを教えてくれたのですよ、この会の主催者さんが。