「キャリアアップ」という言葉の意味
某サイトより
——————
「キャリアアップ」とは英語のcareer(経歴・成功・出世)からきており、
経歴などを総じて今よりも上げるという意味で使われている日本語で、
「キャリアアップする」などというように使われています
——————
確かにそうですね。
一般的にこの言葉を使う際には
今より偉くなる、今より収入を上げる、という認識で用いられることが多い
資格の専門学校などにおいて謳い文句になるのはまさにこれでしょう
キャリアをアップする→経歴を今よりも上げる→出世する、高給な場所に移る
要約するとキャリアアップ→偉くなる?稼げるようになる?
言葉の意味が間違っているというのではありません
しかし、人がキャリアを積み重ね、職業人としての存在を深めていく上で
昇進や収入がはたしてその本質なのでしょうか
アップする、ことと、ひとりの人間が職業という者と
長く、いいかたちで付き合っていくということは
必ずしもイコールとは表現出来ないと、わたしは感じてしまった、
という話。
だとすると、私が目指す就業支援やキャリア形成のかたちは
「キャリアビルディング」「キャリアデベロップメント」などと
称されるべきなのかも知れない