6mm方眼ノート

方眼紙に書くと、なんとなく、普通の紙に書くよりも整理できるような気がするよね。

Twitterがいつのまにか「複数アカウントの作成禁止」を明示していた件

年末年始、ノロウイルスでぶっ倒れていたこともあり、確かにニュースには疎かったのですが

こんな大きな出来事があったのですね…正直、完全に見逃していました。本当に、ついさっき、知りました。

 

Twitterの利用方法としてありがちな
「親しい仲間と鍵垢」+「オープン垢」
であったり

「本音垢で暴言」+「建前垢でキレイ事」
での運用は、公式には【規約違反】という事になってしまうわけですね。

 

Facebookが本名を前提としたオープン運用であるイメージが強いのに対し、Twitterはカオス世界、セカンダリ的世界、公共とは少し違った、胡散臭いグレーな世界、としての文化性を(少なくとも日本では)上手く構築しているなぁ、と感じていただけに、今回の動きは、私的には少し残念です。


今回の改正は、やはり、 

「個人ひとりにひとつ、のひも付けが強いほうが、
 マーケティングデータ・ビッグデータとの連動がとりやすい、

 整合性が高まる」

ためなのかなぁ、と感じます。

Twitterユーザーの情報をマーケティングデータとして売るための質の担保なのかなぁ…と。うーん。

 

私的には、そうですねぇ…やっぱり、「胡散臭い世界」「薄暗い、場末の地域」ってのは必要だと思うんですよね。そしてTwitterがそれを担っていた側面があると思っていましたので、…うーん。
なんか複雑な気持ちです。

やっぱり、上場企業としての責任問題、がそうさせるのですかねぇ。 

ウインナーコーヒーという名の、嗜み。

中野で「うすた展」をぶらり干渉したあと、時間があいたので友人とカフェにでも、とブロードウェイ近辺をぶらぶら。

友人が喫煙者なので、タバコの吸えるところを探したのですが、なかなか上手く見つけられない。頼みの綱のベローチェも禁煙であるという。
こんなに広いのに…土日だからでしょうか…。

流れ流れて、結局、いわゆる「喫茶店」風の某店へ。

 ___

メニューに「ウインナーコーヒー」の文字を見つけると、どうしても頼みたくなってしまうんですよね。

シアトル系のカフェでは飲めない、というのもありますし。

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ウインナーコーヒー。私にとっては「純喫茶のアイコン」。

せっかくウインナーコーヒーのある店に入ったのだから、やっぱり、注文したい。

砂糖は入れずに、そのままいただきたい。

なんていうか、マイルールでしか無いのでしょうけど、それが私にとっての、【喫茶店の嗜み】。

 

ずっと昔、ほんとうにまだ小学校の低学年くらいだった頃。家族で入った喫茶店で
「お母さんはウインナーコーヒーにしよ。」
と言って母親が注文したのが、私とウインナーコーヒーとの出会い。
「ウインナーてお肉のソーセージみたいのじゃないのよ、クリームが乗ってるコーヒーを、ウインナーコーヒーっていうの」
得意気に姉と私に語りかける母親。子供ごごろに、ふぅん、とうなずく1コ上の姉と私。

いつ頃だったか…

どこの喫茶店だったか…

詳しいことはなんにも覚えていないけど、母親が注文した、その思い出だけは、なぜか強く脳裏に残っているんですよね。

 

たまに見かけてしまうと、どうしても、頼んでしまうんですよね。そして母のことを少しだけ思ったりする。

 

っていうか、これ、どうやって飲むのが、マナーとしては正しいんでしょうね

上のクリームをクリームのままなるべく維持したいですけど、飲み進めていると、どうしても、崩れてしまう。

ただのミルクコーヒーと化してしまう。

そんな諸行無常な有り様も含めて、なんか憎めないやつなんですよね、ウインナーコーヒー。

 

っていうか、これ、ウイーン地方の飲み方なんですかね?どうなんでしょうね。

調べれば分かるのかもしませんが、ここは敢えてググったりウィキったりせずに、頭のなかにひとつ、ちいさな謎を残しておきたいところです。

___


余談ですが、「うすた展」で 落書きしてもいい壁 ってのがあったので

小さく【 わ か め を 】って落書きしてきました。はい。

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セブンの「コンビニカフェラテ」が意外な方向性だった件

知人曰、

セブンイレブンでカフェラテ売ってたんだけど、すごい美味しかったんですよ。全店舗あるわけじゃ無いみたいなんすけど」

というので、オフィス最寄りのセブンイレブンになんとなく立ち寄ってみましたところ、あっさり発見。
試しにさっそく購入してみました。

 

美味しいカフェラテ・カフェオレの条件はやっぱり「生乳」だと思うのです。コンビニコーヒーは豆の質を上げることに重点が置かれている雰囲気がありましたので、今回はけっこう楽しみ…なんですけれども

 

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んん。。

なんか白くて小さなツブツブなやつが、カップにたくさん入ってる。見ようによっては小動物の卵みたいだが…

成る程、やっぱりコーヒーメーカー側から生乳を注げるわけじゃないのね。カップの中に仕込んでおくしか無いわけだ。

マシンにセットし、スタート。コポコポと注がれるコーヒー成分。

数秒後、完成。

 

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溶け残っとるやないかい。

店を出て、歩きながら軽く混ぜると、すぐに溶けてはくれました。

 

完成品がこちら。

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黒いボディはデザイン的には悪くないですが…なんか透明だと溶け残りが目立つからかなぁ、とも感じてしまいます。

まずは一口。

美味い。

っていうか、甘い。

なんかすごく濃厚で、まったり感、粘り気?がある。

ドトールやスタバのカフェラテとは明らかに違う口当たりと甘み。どうなってるんだこりゃ。

成分表記を確認したくて冷静に容器を見直してみる。側面に発見。

 

… え?

商品名「ラクトアイス」って書いてあるやん。

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これ、完全に「アイスにコーヒーかけて溶かした状態」ですやん。

昔懐かし喫茶店の「コーヒーフロート」構造ですやん。

 

ふた口目を飲んでみる。

…うん、美味い。

美味いんやけど、全溶けしたコーヒーフロートにしかもう感じられない。

なんとなく口に残る粘り気(べとつき?)もなんか納得できる。ズバリ糖分ですね。
 

というわけで、

・コーヒーフロートをめっちゃ混ぜてから飲んでいた方
・ソフトクリームやバニラアイスにコーヒーかけたら美味しいよね、と思ってる方

には大変オススメの商品でした。

 

味は悪くないですよ。美味しいです。

 

 

やっぱりGACKT氏は、一流の芸能人なのだと思う。

あのガクト様が円形脱毛症になったそうですよ
しかも「格付け」が原因で。

完璧無比の超人GACKTも人の子だったということか…

お遊びとして割りきらなきゃ見てられない

「芸能人格付けチェック」は歳末の特番としては恒例企画。
確かに面白い番組だと思います。カッコつけている芸能人の皆様の、味覚、聴覚などがほんとうに一流なのかを検証してみよう、というコンセプトもいいですし、番組内で二流、三流と堕落していく方々の様子を見せる、という構図もエンタメとして悪くない。

「ひとを馬鹿にしている」、「そんなことで人間の【格】が決まるわけではない」という批判的な見方もできるのでしょう。
でもまぁ、テレビですから。
バラエティですから。
別に本気で「こいつら映す価値なしの人間だ」と思ってるわけじゃないですから。
 
そもそも、マジレスしちゃえば、数億円の盆栽の価値を分かって、ストラディバリウスも聞き分けられて、価値ある名画と贋作を見分けられなきゃ【芸能人】として【一流】だと認められない、なんて道理が通るわけ無いでしょって話。

芸が一流なら、芸能人としては一流なんだから。

 
別に味覚が凡庸でもクラシック音楽に興味なくてもいいんですよ。
あくまで、あの番組内での「一流芸能人」というラベルですから。
遊びですから。
ゲームですから。

 

じゃあ、あの番組で、偶然すべての項目をクリアすることができたら、芸能人として一流なのか?って話ですよ。

 

一流の人間=金を稼げる=ブルジョワ嗜好に長けている、という構図は分からなくもない。「バラエティ番組の中で」、「与太話として」、笑って済ませるネタとしては、まあアリでしょう。
 

エンターテイナーとしてのプロ意識は、確かに「一流」だ


にしてもGACKT氏は勝ちすぎた。

事実としての、GACKT氏が芸能人として一流か否か、ではなく、
あくまで「格付けチェック」における、“カッコつきの”「一流芸能人」であり続けすぎた。

(無論、「格付けチェック」に出演していなくても、もともと一流のエンターテイナーであったが)


なにせ周りが期待しすぎてしまう。
ガクト様なら正解してくれるだろう、みたいな空気が確かにある。

その「いつのまにか発生してしまった、不本意な期待」にも、しっかり答えなければならない、期待してくれる人々を裏切れない、という
「エンターテイナーとしてのプロ意識」
が、GACKT氏のプレッシャーの本質なのだと思う。
 
タレントとして、テレビの企画だとしても、仮りそめの・お遊びの「一流」の称号だとしても、期待してくれるファンがカメラの向こう側に居るかぎり、裏切れない。期待に答えたい。その心情が円形脱毛症にまで出てしまったのだろう。

だとしたら、やっぱりショービジネスに生きる者としての「プロ意識」は本物だろう。

そういう意味で、GACKT氏は、一流の芸能人なのだと思う。

 

 

 

SHOUTcastアプリ入れなおし/供給終了したアプリは誰が教えてくれるの?

端末だけじゃなくて、いつのまにかアプリもレガシー化するよね…

作業用BGM(主にサルサやボサノバ)の為に、
いわゆるSHOUTcastネットラジオを受信するためのアプリを
何年も前から利用していました。
 
見た目もいいので、主に
「Clock Radio Free」
http://www.appbank.net/2010/02/10/iphone-application/92133.php
というやつを愛用していたのですが、

とっくにアプリ供給が終了していて
チャンネルを選ぶことが出来なくなっている、ということに
1年以上気がついていなかったのですね。

 ※部屋の目覚まし時計として、初代iPodにこれを入れているんだけど
  もはやBossa Nova Hitsで固定して使うしかなくなってる

ネットラジオを聴くための、SHOUTcastに対応したアプリ

というわけで、今回は
ネットラジオを聴くための、SHOUTcastに対応したアプリ」

改めて、今回は「ふたつ」インストールし直してみました。

TuneIn Radio

https://itunes.apple.com/jp/app/tunein-radio/id418987775
昔も一度インストールしたことがあるのかも。でも忘れてました。
日本語インターフェイスが親切ですし
ストリーミングのトーク番組などにアクセスしやすい印象です。
しかしSHOUTcastのチャンネル一覧は少し見づらいかもしれない。
選びやすさ、タッチしやすさの程度と一覧性は反比例するのか…な?

RadiON2 - 全世界5万のラジオチャンネル

https://itunes.apple.com/jp/app/radion2-quan-shi.../id967323101

見た目がラジオっぽくていい感じ。
どこでチャンネル選択するのかが微妙にわかりづらいかもですが、スマートにSHOUTcast一覧にアクセスし、なんとなく幾つかブックマークするには気持ちがいいかも。 

今回は、

  • 音楽を聴くには「RadiON2」
  • ストリーミング系の番組を探すなら「TuneIn Radio」

という使い分けになりそう。

ところで、供給終了・サービスしたアプリは誰が教えてくれるの?

いつの間にか供給が終了して、サービスを停止しているiOSアプリってありますよね。
そういう情報って皆さん、どこで仕入れているのでしょうか。

アプリじたいの通知機能がオンになっていて、「何月何日で終了します」のアラートを上げてくれるならともかく(オンラインゲーム系などは必ずそうなっていますよね)、簡易なアプリの場合は期待ができない…んですよね

TOKYO FM」がそうで、いつの間にか別ラジオアプリに統合されてて、無くなってたんですよね。これも最近気づいたんです。
世間の皆さんは、古いアプリの整理とかどうしているのでしょう。
部屋にiTunes同期したときにまた入ってくる場合もあるので、PC側からも削除しておく手間もあるんですよね…
供給が終了したアプリをオートで削除してくれる機能、なんかがあっても良いのにな、とも思うところです。

 

若者だけじゃない、おっさん・オバサンだって社会を変えられる

若者の力が、とか、社会とワカモノが、とか、何かとエンパワメントは「若者」を軸に語られがち。

まあ、話は分かります。若者のほうが未来に「幅」がありますものね。
でもなんか違和感がある。
おっさんはピーク過ぎとるから得意な事で経済活動しとけ、みたいな空気が、どうしても、ある。

 
若い連中からエネルギーが放出されるのって、当たり前というか、ありきたりというか、わざわざ大人たちがお膳立てしてフォーカスする程のもんなのか?と感じてしまいます。
煽りすぎてねーか、ちょっと。
現状では足りない!若者はもっともっと、すべからく、社会に価値を創出せねばならない!ということなんかなぁ。

 

ほっときゃ いいのに ね。若いんだし。

 

そもそも元気なやつは元気だし、おとなしいもんはおとなしい。その点において、若者だろうがオトナだろうがジジババだろうが、関係ないんだけどねぇ。

 

持論ですが、ほんとうに社会にインパクトを与えるエンパワメントは、大人層、労働者層から創出されなあかん、って思っています。
俺自信が、もう いい歳 やから、そう思うだけかもしれませんけど。

いい歳したオトナが、日々の暮らしの中で、なにかしら価値のあることを周りに少しずつ染み込ませていく、みたいなね…そんな世の中、おもしろいやん。そんな社会、素敵やん。
 
俺はそうありたい。
「まだまだ若いから、いろんなものを創出、放出できる」のではない。

真逆で、「俺がきちんとオトナになったから」だ。

いい大人になった俺が、大人の感性で、大人の立場を守りながら、ちゃんとエンパワメントする、そうでなくちゃ面白くない。

 

 

「お湯入れて すぐ混ぜて」の理由を実感した日

 

甘かった。

オフィスでカップスープ(ク◯ールのスー◯デリ、マカロニみたいのが入ってるやつ)作ったんですけど、面倒だったので、混ぜずに4~5分放置したんですよ。

後から混ぜればいいじゃないか、と思って。

まあ結果から言えば

「甘かった」

としか言いようが無いですわ。
美味しくなかったから。
べつに食べられない程じゃないですけど、美味しくなかったから。

肝心の、何がどうしてまずかったのか、という話なわけですが

スープはいいんですよ。あとから混ぜたって混ざるんだから。

問題は小さなパスタだかマカロニだかのほう。これがぜんぜん違う。
第一に「味がうすい」、第二に「スープ粉末に守られてお湯を吸ってないやつがガリってなる」

第二は奇跡的に、物理的にありうるよね、って思った。

以外だったのは、パスタの味の薄さ。ふにゅふにゅでスカスカで水っぽい。
本来は「味のついたスープを吸って柔らかくなる」ことを想定して作られている、という事なのだろうか。
だとしたら、最初によく混ぜてすべてのスープを溶かすことは、溶け残りを防ぐだけでなく、「パスタに味を染み込ませる」為もあるんやな、と。

本来の味は、本来のレシピどおりにつくらないと再現できない

 ↑ っていうことなんですよね、結局。

冷凍食品とかもそう。10年前、20年前と比べると、最近のものはすごく美味しいんですけど、レシピ通りに作れたら、の話なんすよね。

600Wで4分20秒、という商品なら、ちゃんと中央に設置して、ちゃんと600Wでちゃんと4分20秒あたためた時に、理想的な味・食感になっているはず。
おおむね溶ければいいや、という考え方なら、4~5分という表記でもいいわけだし。

カップスープもそうなんすよね。ちゃんと線までお湯を注ぎ、指示どおりに15秒すぐ混ぜて、三分後に食べた時に、製作者が作った本来の味が楽しめるわけで。

 

…まあ、そこまで気合入れてカップスープや冷凍食品を食おうとも思わんし、
冷食を解凍したり、カップに湯を入れて混ぜることを「レシピ」と呼んでいいかどうか、ってのもあるんやけどさ。